NON TOKYO
ノントーキョー


NON TOKYO(ノントーキョー)は市毛 綾乃がデザインを手がけるレディースファッションブランド。”IN TOKYO”をテーマに、大人の女性の為のストリートウェアを展開する。“クロスオーバー”をコンセプトに、対比における違和感を表現。東京ストリートにあるようなクロスカルチャースタイル、色彩のコントラスト、“敢えて”の美学、極端なシルエットなどが特徴。


SHOP PRODUCTS


COLLECTION LOOKS

NON TOKYO 2020AW COLLECTION

NON TOKYOの2020AWコレクション。シーズンテーマは、”ACTIVE LEISURE”。CAMP、YOGA、SPORTS、TRAVELなどのアクティブレジャーにフォーカスし、継続的な運動習慣の取り組みと、趣味を持つ事の大事さを表したコレクション。地球との共存と心のゆとりがキーワードで、サスティナブルな取り組みとして、既存素材を再利用し、長期間愛用される服をデザインしている。


SPECIAL INTERVIEW

極彩色のヴァカンス・スタイル

常に新しいスポーツミックススタイルを提案する「NON TOKYO(ノントーキョー)」。前シーズン反響を得たスポーツメーカー「ヨネックス」とのコラボレーションや直営店「ADD」のオープンなど、クリエーションの幅をより広げた2019SSの見どころをデザイナーの市毛 綾乃に聞いた。

ーまず、今年2月に直営店である「ADD」を下北沢にオープンされましたが、服作りへの変化はありましたか?

元々原宿で12年やっていたお店を下北沢に移転させたので、あまり心境の変化はないのですが、店舗の2階と3階部分がアトリエになっているので、店舗の内装やラインナップをクイックに変更出来るのは原宿の時よりも良くなった事かもしれませんね。別注カラーを展開したり、アトリエでカスタムした古着を店舗で販売しているのでクリエーションの幅はより広がったと思います。

ーそれでは今シーズンのコレクションについて教えてください

テーマは"vacance"です。リゾートをイメージして春夏らしいカラフルなコレクションにしました。

アイテムとして、バッグ類はビニール、籠、ナイロンと異なるテキスタイルを用いているので、ぜひ注目して欲しいですね。

ニットはカラーリングに注力し、キャミソール、タンクトップの他、クージー編みのプルオーバーニットを作製しました。

毎シーズン人気のあるワンピースは、様々なデザインを用意しています。前回即完売だったギャザースリーブワンピースも、より高品質な素材を使用して作製しました。

ー前シーズンに引き続きスポーツメーカー「ヨネックス」とコラボレーションされていますが、前回の反響、今期の特徴などを教えてください。

YONEXがブランドとコラボする初めて取り組みだったので、目新しさもあり、様々な方から反響がありました。今期は初めて実際のスポーツでも着用する事を想定したポロシャツを発表しました。他にも小松精練*の素材を使用したナイロンパーカーなど、従来のラインでは見られないであろうアイテムを展開しています。

*小松精練:石川県能美市に本社を置く合成繊維などを製造、販売する創業75年を誇る有名メーカー。(2018年10月より会社名を小松マテーレに変更)

ー最後に、新たに今後トライしたいことや展望があれば教えてください

前回のインタビュー でも話しましたが、お客様の層を少しづつ広げれたらいいなというのは、引き続き意識しています。加えて、もっとイメージビジュアルの方にも力を入れていきたいと思っています。

Interview : Yuya Uchida


Designer Profile

市毛 綾乃(Ichige Ayano)

2002年 中川瞬とデュオブランドとしてbanal chic bizarre(バナル シック ビザール)を設立。
2005年 原宿に直営店「ADD」をオープン。
2014年春夏 NON TOKYO(ノントーキョー)をローンチ
2017年秋冬コレクションよりbanal chic bizarreのデザイナーとしても復帰。7年振りに中川瞬とデュオの形で取り組む。


Brand Profile
NON TOKYO

NON TOKYO(ノントーキョー)は市毛 綾乃がデザインを手がけるレディースファッションブランド。2014年春夏コレクションより”IN TOKYO”をテーマに、大人の女性の為のストリートウェアを展開する。2016年、東京新人デザイナーファッション大賞プロ部門に入選。2016年、パリで展示会形式で発表。