「都市と人間との関係の中から触発され循環する過程である。
都市と人間との関係の中から触発され生産された結果である。
都市と人間との関係の中から触発され原動力とする探求である。
都市と人間との関係の中から触発され積み重なる研究である。」
性差の無い服の中に生まれるボリュームと素材による対比を作り続ける。
BALMUNG(バルムング)の2022S/Sのテーマは"New Space"。デブリやダークマターなど宇宙のモチーフとして取り入れた。淡いミントカラーのカットソーやBALMUNGらしい解釈を加えたテーラドジャケットなどこれまでにないラインナップで、ブランドの新境地が覗くコレクション。
1985年生まれ。福岡県出身。2015年秋冬シーズンからインスタレーション形式によるコレクション発表を行う。2018年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞のプロ部門東京都知事賞を受賞。
BALMUNGはデザイナーのHachiが高校時代に電子制御工学、服飾学校で服作りを学んだ後スタートさせたユニセックスブランドレーベル。ブランドでの経験だけでなく、VANITYやMEAT、NEON SPREAD等の原宿カルチャーへの関わり、セレクトショップCANDYにてバイイングやディレクションを行うなど様々な経験を持つ。都市生活に根ざした東京独自のカルチャーとの結びつきを感じさせるものづくりと、ビッグパーカーに代表される独特のシルエットが特徴。2018AWシーズンからは一貫して「ぼろ」をテーマにシワ加工や洗いでブリーチされた素材感を軸に、日本独特の美意識を表現している。